下げ相場でのリスクヘッジ!

お勧め投資法

 先週の日経平均株価は2022年7月1日で25935.62円で取り引きを終えました。先週明けでは火曜日に27000円を超えた時もありましたが、週末に大きく下げた形です。

下げ相場でのリスクヘッジも何種類あります。分散投資は基本ですが一方的な下落相場ですと分散投資したものが全て下がって手に負えなくなる場合もあります。そんな時は空売りやインバース型のETFを買うという方法も一つの選択肢としてあり得るでしょう。

 空売りは信用取り引きの一種で株を売りから入る取り引きになります。買った株価が下がればその分の利益が出て、上がれば損失になります。他にも手数料等がかかります。

 またインバース型のETFというのは購入したあとで指数が下がれば利益が出て、指数が上がると損失が出るというETFです。インバースというのは「反対の」という意味を持っています。つまり指数とは逆に動くETFです。具体的には1571のNEXTFUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信や1580の日経平均ベア上場投信というETFがあります。現物株を持っていて、日経平均の下落が続いている場合はこの1571や1580のETFを購入すると持っている株は下がってもこちらのETFで利益が出てリスクヘッジになります。

 注意する点としては空売りやこれらのETFは基本的に短期運用で考えるという点です。今までの歴史から見ると経済は上がる傾向がありますのでずっと下がるという可能性は低いです。現物株は持っている会社が倒産しても損失はその株価代金のみになりますが空売りやインバースのETFは株価や指数が上がり続ける場合に損失が無限大に膨らんでいきますので、短期の運用前提で考えましょう。

 ちなみに1580日経平均ベア上場投信のベアというのは熊が前足の爪を振り下ろす様子を例えたものです。ベア相場というのは弱気な相場、下落相場ということを意味しています。

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