株価と移動平均線の基本

お勧め投資法

 テクニカル分析では株価と移動平均線の関係がとても大切です。ジョージソロスの名言で「トレンドはフレンド」とありますが、移動平均線で現在のおおよそのトレンドを予測することができます。移動平均線とは一定の株価から平均の値を計算してその平均値をグラフで表したものです。

 まず、今見ている銘柄に対して長期投資か短期投資で注目する移動平均線が変わってきます。移動平均線には5日線や25日線など期間によって多くの種類があります。私がよく見ているのは25日の移動平均線です。25日移動平均線の上にあって移動平均線が上向きの場合は上昇トレンド、逆に25日移動平均線の下にあって移動平均線が下向きの場合は下降トレンドということになります。これが基本の考え方になります。まだ慣れていないかたはこれだけを参考にしても役立つでしょう。トレンドを見極めることで売買の判断をすることができます。

 また「休むも相場」という格言がある通り判断がつきずらい場合は取り引きを控えるということも戦略の一つです。

 少しだけ応用編としては25日移動平均線が上向きでも株価が25日線を下回る場合があるが25日線が上向きなら上昇トレンドは継続中です。株価が25日線を割ったタイミングは一時的な下落と考えることができ、よく言われる押し目のチャンスになります。しかし上記の状態が続いて25日線が下向きに変わった場合は上昇トレンドは一旦は終了したことになります。その時は売りのタイミングと言って良いでしょう。

 逆に株価が25日線より上にあっても25日線が下向きという場合もあります。こうした場合は株価は一時的な上昇としてトレンドとしては下降トレンドなので売るタイミングを考えても良い場面でしょう。

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