購入した銘柄は9104の商船三井です。言わずと知れた海運株。旬は過ぎた気もしますが、ヤフーファイナンスでPER2.38倍、PBR0.93倍、10.6%(7月現在)と指数だけ見ればかなりの割安銘柄です。商船三井は景気便株なのでこの状態がずっと続くわけはありません。特に配当利回りはコロナの恩恵が大きいです。バルチック海運指数次第で今後の株価や配当り利回りは大きく下落することもあるでしょう。
バルチック海運指数とはロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数です。バルチック海運指数は海運会社の株価との連動性が高く上がるほどに株価も上がる傾向があります。商船三井はコンテナを扱う不定期船を運航しています。海運株の代表できな銘柄である日本郵船・商船三井・川崎汽船の3社でONE(Ocean Network Express)という事業を共同で運営しています。
実は商船三井は以前も持っていたのですが急上昇した後に一旦利確しました。最近は更に上がった後に下落して株価が落ち着いているので再エントリーしてみました。商船三井は株式分割をして株価が3分の1になり買いやすくなったのも再度買った理由の一つです。さすがにこの配当利回りを維持するのは不可能だと思いますが、コロナ等の影響でバルチック海運指数が再度どのようになるのかが焦点になるでしょう。こんな指標的に面白い株はなかなか無いと思うので100株だけ試しに持ってみてもいいのではないでしょうか。
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