最近、プレナスがMBOを発表して株価がストップ高からの大幅上昇になりました。私がプレナスを保有していたのは全くの偶然ですが、兼ねてからTOBがあるんじゃないとかということでイオンモールを保有しています。私がTOBで大幅利益をあげた銘柄で今回のプレナスや有名な企業ですとドコモなどもありました。どちらもその時の価格から40パーセント程のプレミアムが上乗せされています。
そこで他にもTOBで利益が出そうな銘柄がないかいろいろ調べてみましたら専門家のかたがお勧めしているTOB期待の株が他にも幾つかあったので紹介してみたいと思います。
近年親子上場の解消の動きが急速に進んでいるそうです。
1、完全子会社化
2、親子関係の解消
そんな中で親会社からTOBが掛かる可能性のある銘柄が紹介されていました。
8572 アコム
アコムは消費者金融の子会社です。消費者金融はこれまで銀行が手掛けてこなかった、信用の低いかたの為に無担保ローンで収益を稼ぐビジネスです。三井住友が、当時上場子会社だったプロミスに対してTOBを実施して、完全子会社にしています。同様に三菱UFJも完全子会社になる可能性があります。
アコムはここ1年は横横で株価が推移していますが、100株でも3万数千円と比較的気軽に購入することができます。配当利回りも3パーセントを超えているので保有してみても良いかもしれません。
8570 イオンフィナンシャルサービス(株)
イオンの上場子会社です。イオンはたくさんの子会社を上場させていますが、イオンのビジネスモデルにとってイオンフィナンシャルと以前挙げたイオンモールは特に重要なので完全子会社にしたほうが良いと書かれています。配当利回りは3.4パーセント越えと保有していても良いかと思います。
8806 ダイビル
商船三井が子会社化したのがダイビルです。商船三井はここ数年のコロナ特需で株価が大きく上がりましたが、ダイビルという不動産業の会社を子会社にしています。
商船三井にとって、更なる経営安定化の為にダイビルを完全子会社にしたほうが良いと私が読んだ下記の本に書かれています。
※実はこの本が出版されたその後、商船三井がTOBを発表しています。株価は当時50パーセントのプレミアムが上乗せされTOBを発表されたダイビル株の終値1464円に2200円の買い付け価格が提示されました。ダイビル株を保有していた人は大きく利益を得ることができました。
これらについて詳しく書かれた本がこちらになりますので、もし良かったらご覧になってみてください。高配当株に関して具体的な銘柄も幾つか挙げられていて参考にしやすいのでおすすめです。
追記
10月19日に地方銀行との連携を進めるSBIホールディングスが、傘下に収めた新生銀行の株式上場を取りやめる非上場化の本格検討に入ったことが分かったというニュースが流れました。このニュースを受けて、新生銀行株に思惑買いが入っていて急騰しています。このようにニュースが流れて思惑で買われることもあります。
SBIホールディングスと新生銀行はこの報道を受けて「具体的な検討を行っている事実はない」。収益力強化などに向けて「さまざまな取り組みを検討していることは事実」というコメントを20日に発表しました。
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