Amazonが処方薬販売への参入を検討していると日経の記事になりましたね。前々から言われていたことですが、いよいよ具体的になってきたことで日本の薬局株やドラッグストア株にも大きな影響が出ています。
「Amazonが日本で処方薬販売への参入を検討していることが分かった。中小薬局と組み、患者がオンラインで服薬指導を受ける新たなプラットフォームをつくる方向だ。利用者は薬局に立ち寄らずに薬の配送までネットで完結できる。店頭販売を重視する日本の調剤薬局ビジネスの転換点となる。国内で電子処方箋の運用が始まる2023年に本格的なサービス開始をめざしている」と日経の記事になっています。
調剤薬局首位の9627アインホールディングスは1000円も暴落していますが、幸いにもここの株は持っていませんでした。他にも調剤をしているウエルシアやドラッグストア関連のスギホールディングス、サンドラッグ、クスリのアオキ、コスモス薬品など軒並み株価を落としています。
その中で私が追加で買い足そうと考えているのは3391のツルハホールディングスです。本日(9月7日)時点で7500円前後、利回りは3パーセントを超えているので他の薬局株やドラッグストア株に比べて高利回りです。私は投資する銘柄の一つの目安として配当利回り3パーセント越えを考えているので良いかなと思っていました。少し前に増配を発表して利回りが3パーセントを超えたんですね。また優待もあります。
株主優待は商品券が2500円分、もしくはプライベートブランド商品、北海道のカタロググルメギフト、花田養蜂園の純粋蜂蜜から1点が選べます。最近は優待廃止が多く、特にクオカードの優待が廃止される例が多いのですが、ツルハは優待が自社の商品券ですので優待廃止のリスクは低めだと思います。更に5パーセント割り引きされる株主優待カードと3年以上の継続保有で株主ギフト券が1000円分が貰えます。
7500円なので100株保有で75万円前後と少し高値になりますが100株で配当3パーセントとこれらの優待品はお得だと考えています。
「噂で買って事実で売れ」という相場格言もあります。この情報は噂ではありませんが、Amazonの影響はまだまだ未知数です。やはり実際に目でみて薬を買いたいと言うニーズもあるでしょうし、オンライン診療が不安な年配のかたも多いと思います。今はニュースが出た段階で売られた銘柄が多いですが、どの程度影響があるのか今後の情報を注視しつつ、大きく下げた時には買っても良いと考えています。
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