日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運3社の売買を考えてみる。3社とも既に持ってます(汗)

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お勧め投資法

日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運3社の株を持ってます。

 ここ最近、アメリカ株が軟調のうえ、バルチック海運指数が下がっていて海運株の下げも激しい状況です。その追い打ちで日本郵船の社長が「2022年末に向けてリセッションが避けられない。コンテナ船の狂乱も今年いっぱいで平時に戻る」と述べました。世界経済が今後失速し、高騰する新造船の価格も下落する可能性を踏まえて、「今後の発注は慎重にみていく」と投資を抑える考えを示唆しました、ということが日経の記事になりました。リセッションとは景気後退のことです。海運株は景気敏感株と言われ、景気に大きく左右されがちです。海運株はコロナ特需でもありましたが、コロナ禍が落ち着きつつある今、コロナ特需も終わる可能性が高いでしょう。

 社長は上期に関しては23年3月期の連結純利益の予想は9600億円。下期にコンテナ船市況が転換することを踏まえ、上期(22年4~9月期)の6700億円と、下期(22年10月~23年3月期)の2900億円では2倍以上の差がある。「若干の変動幅はあるだろうが、コンテナ船事業の見通しは現時点では妥当だ」と達成に自信を示した。と日経の記事になっています。とりあえずの短期の業績や配当は安心ということでしょう。

 元々海運3社はコロナ特需で短期的に大きな利益が出ただけなので、長期保有のつもりは無かったので売り時を考えながら持っていました。商船三井は一旦高値で売却し、安くなった時に買い直しました。日本郵船と商船三井は配当利回りがあり得ないぐらい高くなっています。PERも1倍台と異常に安いです。川崎汽船はそれに比べると配当利回りは低いですが、1000億円以上の追加的な株主還元策を検討しているというニュースがどうなるか発表されていません。

 9月に中間配当が出るのでそこまで持つのか、配当までは徐々に上がるかと思っていましたが風向きが変わってきました。結論としましては持ち株の半分くらいは売って、もう半分を残して中間配当を得ようと思いました。今後の株価が上下どちらに転んでもまぁいいかな、と思える範囲です。株を保有したまま持ち越すことで、値動きを意識し今後の勉強にもなります。売ってしまうとあまり株価を見なくなってしまうので。私個人的には川崎汽船が下がりすぎなのと、1000億円以上の株主還元がどうなるのかがまだはっきりされていないのでこの株主還元策が功を奏すれば株価は回復するんじゃないかと期待しています。また異常な円安も好材料です。

 私はよく先が保有していて先が不透明な銘柄は半分売却や一部利確、一部損切りなどをお勧めしています。全部を処分しないことによってその後、どちらに動いてもリスクヘッジになりますので堅実に投資していきたいかたにはおすすめです。レイバーデーも明けて今後出来高も高くなってくるはずですので慎重に時には大胆に投資していきたいと思います。

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