インデックス投資は一つの市場指数の動きに連動する投資方法です。投資信託とETFがあります。最近ですとオルカン(オールカントリー)は人気でよく聞きますね。私も日本株を除くオルカンに投資しています。
私はずっと先進国のインデックス投資に積み立てを続けていました。eMAXIS Slimが出る前は当時手数料が安かったSMTグローバル株式インデックスです。eMAXIS Slimが出てからはSMTの積み立てた資金を徐々にeMAXIS SlimのS&P500と先進国株式に移しています。
ETFでも良いですが投資信託のほうが自動で定額積み立てでドルコスト平均法ができますので私的には投資信託のほうがやりやすいです。
結果として最初から積み立てしていたSMT資金が+192%、もう少しで3倍に達しようとしています。
投資信託ですとその時の相場で売買できないというデメリットもありますのでETFと投資信託は一長一短ですね。その日の価格で売買できないデメリットは次回でもそんなに大きく相場は変わらないと思って投資信託で運用しています。
私は専業で投資をしているので積み立ての他にも個別株で日本株などを行っていますが会社員のかたは積み立てでeMAXIS Slimのオルカンのインデックス投信を淡々と積み立てし続けて行くのが良いと考えています。その理由は以下の通りです。
1.低コスト インデックス投資は、アクティブ投資と比較して運用コストが非常に低いことが特徴です。アクティブファンドではファンドマネージャーの給与や研究費などがコストに含まれますが、インデックス投資は特定の指数に合致するため、コストがとても低く抑えられます。
2.多様性の確保 インデックス投資によって多くの異なる銘柄やセクターに分散投資が可能です。これにより、特定の企業や業界のリスクを軽減し、ポートフォリオ全体のリスクを分散させることができます。
3.市場平均の追従 インデックス投資は市場全体の平均的なリターンに追従します。したがって市場全体の成績に合わせたリターンが期待されます。長期的な投資の観点からは市場の長期的な成長トレンドに乗ることができる可能性が高いです。
4.簡単な選択 インデックス投資は特定の指数に基づいて投資するだけなので、個別の銘柄選定やアクティブな資産運用の判断をする必要がありません。そのため初心者や時間をかけたくない投資家にも適しています。また積み立て設定をすればあとは自動で買い付けをしてくれるので手間がかかりません。
5.透明性 インデックス投資は特定の指数に従うためどの銘柄や資産が組み込まれているかがとても分かりやすいです。投資信託やETFのポートフォリオが一般に公開されており、どの資産に投資しているのかを確認できます。
6.感情のコントロール インデックス投資は感情に左右されず市場の短期的な変動に対して冷静な判断においての投資が可能です。アクティブファンドのような選択肢よりも投資家のメンタルの影響を受けにくい傾向があります。
まとめるとインデックス投資は低コスト・多様性・市場追従性などの利点を持ち、特に長期的な観点から投資家にとって魅力的な選択肢とされています。
その結果として上記の画像にあるようなパフォーマンスになりました。今となってはもっともっと積み立て額を増やしておけば良かったなと思うくらいです。
今は個別投資も抑え目にして、インデックス投資をコツコツと増やしていっています。下記は私が参考にした有名なインデックス投資に関する本になります。なかなか書かれないインデックス投資の出口戦略にも触れていますので良かったら参考にしてみてください。
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