以前、某フリマサイトやオークションサイトで得た利益が無申告であったので国税局から税務調査がいきなり来ました。その時に認められた経費、否認された経費について説明したいと思いました。
その時に経費無しで収入を全て所得として申告していたらとんでもない額になってしまい破産してしまいますので、できる限り経費にできるものは経費にしようと交渉しました。
基本的に経費になるものは領収書が必要ですが、領収書がないものでも明らかに使用したという根拠がある場合は経費にできるものもあるようです。
ただこのあたりはグレーゾーンで税務調査の担当者の裁量によるところが大きいというのが私の正直な感想でした。不安な場合は税理士さんを間に入れたほうがいいと思いますが、税理士費用はそれなりに掛かるので費用対効果を考えたいところです。
無申告の税理士費用に関しては100万円を超えることも珍しくないようですが、メリットとしては委任状を書けば税理士が全て間に入ってもらって精神的にかなり楽になるという利点もあります。
税理士ドットコムオーケーな経費は実際に仕入れに使ったもの以外ではパソコン代、通信費、送料代、消耗品費、車代、交通費、家賃等です。もちろん使用していた分の代金で按分しないといけません。全額経費にはできないです。このあたりも調査官との交渉次第なところもあります。
車代や交通費などは仕入れや発送に使っていたので少し認めてもらえました。パソコン代や通信費もパソコンを使って出品していたので一部認めてもらえました。車やパソコンなどの大きな買い物は領収書をとっておいたほうが良いですね。いくらか分からないと経費として計上しづらいです。また高額な場合は減価償却をしないといけません。
だめだったものは領収書がない分の送料代やスマホ代などです。領収書がない分は普通郵便で送ったのかレターパックプラスなのか宅急便なのか分からないからと言われました。でもここは粘れば多少は経費にできた気がします。
スマホ代も正確な値段が分からないのでだめと言われましたが、ここも粘れば多少なりとも経費にできたでしょう。私自身やる事がいっぱいあって疲れてしまってそこまで頭が回りませんでした。気持ちに余裕があるかたは粘ったほうがいいですね。
調査官もできるだけ早く調査を終わらせたいという気持ちがありますので、逆に少しずつでも交渉して時間をかけたほうが良い場合もあるかもしれません。といっても延滞税は1日1日加算されていきますので気を付けてください。逃げても良いことは一つもありません($・・)/~~~
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