ニュースで話題になった頂き女子りりちゃんが脱税の疑いでも国税局から告発されました。
現在分かっている情報ですと「インターネット上で「頂き女子りりちゃん」と名乗る女が男性から現金をだまし取ったとされる事件について多額の所得を申告せずに脱税していた。脱税に関して名古屋国税局は1月31日、「りりちゃん」こと住所不定、無職渡辺真衣被告(25)(詐欺罪などで公判中)を所得税法違反の疑いで名古屋地検に告発したと発表されています」告発は19日付になります。
発表によると、渡辺被告は2021年~2022年に勤務先の風俗店やマッチングアプリで知り合った男性からだまし取った金約1億1000万円を申告せず、所得税約4000万円を脱税した疑いがあるようです。
私もフリマサイトで得た収入を確定申告していなかったので脱税の容疑で以前国税局から税務調査をされました。
税務調査にもランクがあって悪質度が高い納税者の刑事責任を追及する国税局査察部(いわゆるマルサ)、次に国税局の資料調査課(略して料調)(私に来たのはこの資料調査課でした)、そして自分の管轄の税務調査官などがあります。
私は国税局から調査を受けましたがそこまで悪質度が高いと判断はされずに、告発はされませんでした。
告発されるかされないかは脱税の額や悪質度の高さが影響されるようです。
また追徴課税も5年分で済んで、重加算税も免れました。額は1000万円以上とそこそこ多かったのですが、きちんと正直に受け答えしたのが良かったのかとりあえず何とかなった感じです。
ちなみに私が税務調査を受けた資料調査課(略して料調)は任意調査の最強軍団と言われているそうです。
リョーチョー(料調)は強制調査ではなく任意調査になります。たしか私の時も任意のはずでしたが半強制的な感じで調査された記憶があります。
このことを事前に知ってたらきちんと都合の良い日時に話し合えたのにと思っています。
「国税局課税部は税務署が管轄する個人や法人に対して税務署だけでは十分な深度ある調査が実施できない事案についてリョーチョーが単独または税務署職員と合同で調査を実施します」
私の時もリョーチョーの人2人と地元の税務職員の人で税務調査が行われました。
「税務調査は基本的に調査先に連絡して調査日や調査対象税目などを告げなくてはいけませんが、リョーチョー調査の大部分は無予告で調査を行い個人事業主あるいは法人の代表者に対して突然臨場し、多少強引かもしれませんが了解を得て実地調査を行います」
たしかにこの通りで半強制的に強引に捜査をすすめられました。任意であることをしった今ならきちんと対応できたかもしれませんが、何も知らなかった当時は相手に合わせるしかなかったですね。
脱税額が多いと告発される可能性もありますので心配なかたは専門機関に早めに相談しましょう!税務署に直接相談するよりもまずは身近な税理士さんに相談することをおすすめします。税理士さんによっては匿名でも相談できます。
私は追徴課税額は1000万を超えましたが告発されるまでには至らなかったのでホッとしました。
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