ゴールドマン・サックスが日本企業のことを解説したもので興味深い内容のものがありましたので紹介したいと思います。
「ゴールドマン・サックスでは日本企業の決算発表について欧米企業と比べると短期的には業績下方修正リスクは低いと予想しています。その理由として国内で経済再開の恩恵が強まる中、原油を始めとした商品市況の価格は低下基調にあり、円安がさらに進んでいることを挙げています。
一方、2023年には業績の下方リスクが高まると指摘しています。米国長期金利のピークアウトとともに円安による支えが失われる可能性があるためだと述べています。なお、マクロ経済の不確実性は高いものの企業の保有している現預金は高水準で通期会社計画も上方修正が想定される事から、引き続き強い自社株買い発表のトレンドが続くと予想していると解説している」
なかなか当たり前のことを言っている気もしますが、内容がうまくまとめられていて分かりやすいと思いました。要するに短期では買い場で、ある程度株価が上昇したら売り時を見計らいつつ来年には日本株のポジションを少し落としたほうが良いということでしょうか。
最近の日本株は半導体株が買われつつあり、コンテナ船のスポット運賃指数の下げ止まりへの期待で海運の大手3社が上昇しています。私の持ち株でいうと海運3社は持っていますが、配当金含めてもまだマイナスです。半導体株はプラスになりつつあります。半導体はこれからの社会に必ず必要になってきますので今は底打ちの兆しが見えつつある半導体株が良いのではと考えています。
私が持っている銘柄の中で底打ちが確認されつつあり、割安感のある銘柄は6890フェローテックです。フェローテックは半導体製造装置用の各種部品を製造しています。今年の1月ぐらいまで高値を更新していましたが、最近の半導体関連の混乱で大きく売り込まれています。半導体関連の需要は今後もあるはずですのでサプライチェーン等が落ち着き、アメリカの利上げペースも落ち着いたら反動で株価の上昇が見込まれると思います。現在の配当利回りも2.8パーセント前後と悪くないです。またPERとPBRも非常に割安な段階になっています。
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