現在、日本株は大きく下げており押し目で買えるかどうかというところだと思います。私が購入した株を紹介したいと思います。1社目は下げ基調の相場の中で現在は強さを発揮している商社株です。
8058 三菱商事
三菱商事は配当利回りが3.5パーセントと高くPER、PBRともに割安です。三菱商事などの商社は配当も高く、定期的に自社株買いも発表してくれるので安心感が高いです。最近ですと11月1日に三井物産が発行済み株式総数の3.8パーセントに当たる6000万株、金額ベースで1400億円を上限に自己株式を取得すると発表して株価が急伸しました。
大手商社は配当利回りや株価指標、自社株買いの観点などから押し目で買って持ち続けると大きく利益がでることが多いです。私的には商社株と言えば三菱商事が鉄板なので買い足しました。
5201 AGC
2社目はセクターでも下落して、決算が出て更に下落した銘柄です。ここ最近でガラス・土石関係の株は他のセクター以上に下落しています。そんな中でAGCが11月2日の引け後に決算を発表しました。
「22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比23.7%減の987億円に減った。併せて、通期の同利益を従来予想の1200億円→920億円(前期は1238億円)に23.3%下方修正し、減益率が3.1%減→25.7%減に拡大する見通しとなった」ということで休日明けの4日には決算と地合いの影響で10%近く売られています。
AGCは世界最大級のガラスメーカーで時価総額は9500億円を超えていて、配当利回りも5パーセント近くあります。今回の悪い決算も一時的な可能性もあり、配当も含めて考えると長期で保有して良い株と考えています。
2022年11月2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り4会合連続で0.75%の利上げを決定しました。パウエル米連邦準備理事会議長が会見でインフレ抑制の道のりが長く、最終的な金利も従来の予想を上回ると言及すると、2日の米国市場は大きく売られる格好となりました。アメリカ株市場は米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長引くとの警戒が広がり3日続落となりました。それにつられる形で日本株も大きく値を下げている状態です。
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